鬱病    
       
   

   ふるふる ふるふる 冬の夜

   凍てついた音階

   直線の交叉

 

   星々は廻ってしまい

   冴えわたり響きわたり

   刺しつらぬかれた布団は

   重く

   火照る

   体

 

   深夜

   遠慮がちに

   ドアホーンは鳴る

    透きとおりすぎた歪みへの

    案内人が

    黒いマントで

    たたずんでいる

    俯いたまま

                                                     
   
                                 所蔵誌不明 (2003年11月9日作)
                              ※鬱病で苦しんだ時期を少し抜け出た頃の作品だろうかと思われます。    
   
       
                                 トップへ戻る